ビールって苦いから飲みにくいって思っているそこのアナタ!そう、アナタです。今、アナタの意識に直接語り掛けています。ウマいビールを飲む喜びを知りたくありませんか?え?別に知らなくても良い?そうかもしれません。ですが、長い人生です、好きなものが増えても困ることもなし、少しお付き合いいただけると幸いです。
ビールを美味しく飲むには?
日本で売っているビールはピルスナーというタイプのビールが多い。よく目にする金色の綺麗なビールである。このビールは冷やして飲むのが一番うまく飲めるビールである。※異論は認める。7度~8度前後が特に美味しいと思います。そして、ビールはいろいろな条件で美味しくも不味くもなりうる飲み物だということを覚えておいて下さい。特に左の写真のように注ぐことはお勧めしません。なんでこんな注ぎ方してるの?3割はこぼれるでしょ。以下にそのポイントをまとめます。
家でビールを美味しく飲む5つのポイント
- 缶ビールをグラスに移し替えてみる。
- 缶ビールには出荷する際に炭酸ガスが注入されているため、缶のままでは炭酸が強すぎる場合があります。また、缶のままでは色や香りが楽しみにくいためグラスに移し替えることで、炭酸が程よく抜けて、ビール本来の味を楽しむことができます。
- ビールをよく冷やす。
- 冷やすといっても、冷やしすぎるとビールの味と香りが感じにくくなってしまい、美味しさが十分に感じられません。は?じゃあ、どう冷やしたらいいの?という声か聞こえてきそうですが、実は冷蔵庫に最適な場所があります。それは野菜室です。ピルスナーやエールなどは7度~8度で十分美味しい温度になります。いや、私は宗教上の理由で野菜室にビールは入れられません。という方以外は是非試してください。
- グラス選びを工夫する。
- 苦みの強いビールを飲むときは厚みのあるグラスを選ぶと甘みを感じやすくなります。逆に縁の薄いグラスを使うと、甘みのあるビールの苦みが強調され深みのある味わいを楽しむことができます。人間は舌の先で甘みを感じ、奥の部分で苦みを感じるため、このような効果があるようです。お試しあれ!!
- ビールの注ぎ方を工夫する。
- グラスを斜めに傾けて、縁から1/3ぐらいをめがけて注ぎます。この時、グラスの底でビールが渦を巻くように意識すると、炭酸が程よく抜け落ち、泡持ちも良くなります。ですが、あまりにこだわるのも、精神衛生上良くありません。泡がなくてもビールの味が濃く感じられるため、家で飲むなら気楽に注いでいきましょう。
- クラフトビールに挑戦してみる。
- クラフトビールとは地ビールとも言います。小規模の醸造所で作られたビールの総称です。大手のビールとは違い、その醸造所の特色が色濃く出ています。そのビールを作った職人の技(クラフトマンシップ)が込められていることから、様々な種類のビールが存在します。味も十千差万別、素材も多種多様なものが使われています。そのため、飲まないと味の想像がつきません。自分の理想の味を探し当てる、宝探しみたいなものでワクワクしますよね。ですが、こだわって作られており、醸造量も少ないことから値段が少々高いのが注意点です。店舗購入できるものは1瓶500円~1000円程度のものが多いようです。専門店で飲もうと思うと1000円~2000円と注文するのに勇気がいる値段に進化します。日頃頑張っている自分へのご褒美、大切な『名前を言ってはいけないあの人』、友人、親戚へのお土産などにしてみてはいかがでしょうか?
様々なビールの種類!
- ピルスナー:日本でも多く見られているビールというかほとんどコレが店頭に並んでます。ホップの香りも強く、苦みも強いものが多い。金色の綺麗なビールで日本でも多くの人が飲んでいる。冷やして飲むと美味しく、アルコール度数は4%~5%が主流。
- アルト:褐色の見た目がインパクト十分であるとともに、トーストを焦がしたような香ばしい香りが特徴的な深い味わいのビールだ。苦めなビールが多いので苦手な人は心して飲む必要がありそうだ。アルコール度数は4.3%~5.5%。
- アメリカンラガー:薄い金色で爽やかな飲み心地、苦みが少ないのが特徴です。甘みを感じるものが多く、暑い夏にグイっといきたいビールです。最近ではアメリカでもクラフトビールが増えてきており、色々さがしてみるもの面白いかも。アルコール度数は3.8%~5%が主流。
- ケルシュ:ドイツのケルン地方で作られいるビールです。低温熟成によるフルーティな香りと白ワインのような香りと醸し出す。苦みも少ないものが多いが、ものによっては苦みが強いものも存在します。アルコール度数は4.4%~5.2%。
- ヴァイツェン:これまたドイツのビール。小麦を50%~70%使用した伝統的なビールです。クローブ香(バニラの香りにスパイシーな強い香りを感じる)やバナナ香が特徴的。苦みも少なく、飲みやすいビールです。アルコール度数は4.9%~5.5%。
- ポーター:黒ビールの一種で焙煎麦芽を使用することにより、コーヒーやココアのような濃厚な香りが特徴のビールです。苦みを感じるものから、コクや甘みを感じるものまで複雑な味を醸し出すビールです。アルコール度数は4.4%~6.6%
- ホワイトエール:大麦と小麦(50%程度)を使って作られているビールです。泡が多めでコリアンダーやオレンジピールを使用しているため、スパイスの豊かな風味を感じられる。飲みやすくて華やかな味わいが特徴です。冷やしすぎると香りを感じにくいため7℃~9℃くらいがベスト。アルコール度数は4.8%~5.2%。
- ペールエール:イギリス発祥のスタイルでモルト(麦芽)のコクやホップの香りが感じられるのが特徴のビールです。アメリカに伝わった後は、柑橘系のホップを感じられる華やかなアメリカン・ペールエールが考案されました。アルコール度数は4.5%~6.2%。
- ボック:これまたドイツ発祥のアルコール度数の高いビールです。濃い麦芽を多く使い、ローストすることで豊かな香りと味わいを実現しています。黒色、琥珀色、茶色と様々色合いを持っており、度数も14.5%のものもあり、全体的に高めです。アルコール度数6.5%~8%。
- ラオホ:ドイツ産のビール、ブナの木等でスモークした麦芽を使用しています。スモーキーな香りとモルトも甘みも感じさせる個性的なビールです。あまり、お店でも見かけないため、珍しいビールが飲みたいという方は試してみても良いかも。アルコール度数4.5%~8%
- ゴールデンエール:淡い金色をしたビール。アルコール度数は低めで飲みやすく、ホップの苦みも感じません。色々な料理にも合うため、しっかり冷やして飲むと、より爽快感を感じることができるでしょう。種類も多く、色々さがしてみる楽しみもありませう。アルコール度数4.1%~5.1%
- オールドエール:長期熟成をするイギリス発祥のビールです。6ヵ月から長いものでは10年以上(長すぎでしょ)も熟成させるものがあります。通常のビールよりも数倍の麦芽を使用し、高アルコールで濃厚な味わいを実現している。ホップの風味は少なく、甘さや香ばしさが強調されています。アルコール度数6%~9%
- ミュンヘナーデュンケル:ブラウンに近いダークカラーのビール。麦芽をローストしており、カラメル風味が際立つが苦みが少ないのが特徴。加えてパンやビスケット、チョコレートのような香りがするものもある。苦みは少なく飲みやすいのもポイント。アルコール度数4.5%~5%。
ここまでお付き合いしてくださってありがとうございました。
このブログでは、自分の好きなものを増やして幸せを増やすという目的で色々なものを紹介していこうと考えています。好きな物が一つ増えるだけで、自分の価値観まで変わってしまうことがあります。そうして、皆さんの人生がより豊かになるお手伝いができれば私も嬉しいです。まだまだ、書き始めたばかりで拙い部分もありますが、生暖かい目で見守ってくれたら幸いです。
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